2018年03月09日

[知的生産]倉下忠憲さんのメルマガ第386号の「改めて知的生産の技術について」 #知的生産の技術 を読んで考えたこと




「改めて知的生産の術について」は現代版知的生産の技術を追究すること



タイトルにもあるように今週のメルマガから「改めて知的生産の術について」という記事の連載が始まりました。

知的生産の技術について考えてきた倉下忠憲さんのさらなる試みとして深みのある内容でした。

現代における「知的生産の技術」に言及する必要性として以下のような要素を提示しています。

・個人の趣味としての「知的生産」
・知的生活を支える技術としての「知的生産の技術」
・知識労働者が必要とする「知的生産の技術」に含まれる情報を扱う技術
・情報社会市民が必要とする「知的生産の技術」に含まれる情報を扱う技術


それぞれに対する説明もされています。
気になった方はnoteにて180円で販売されていますので,そちらをご覧いただければと思います。
Weekly R-style Magazine 「読む・書く・考えるの探求」 2018/03/05 第386号|倉下忠憲|note
https://note.mu/rashita/n/nb0f61907e25a

「知的生産の技術」を4つに分けて考えてみるということが新しさを感じるものです。


考えたこと(1)「知的生産の技術」の要素を広げる



現代における「知的生産の技術」は上記の4つにあるという提案を受けて,自分が考えたことについて書いていきます。

まず,考えたことは4つ以外の要素あるいは方向性があるのかもしれない。あるとしたときにはどのようなものが考えられるか?ということです。
これについてはまだ答えが出ていないですが,4つを基点としたものからの分解になる可能性が高いからです。

とりわけ「情報社会市民が必要とする「知的生産の技術」に含まれる情報を扱う技術」が対象とする領域が広すぎてほとんどのものがここに集約されるのではないかとさえ思ってしまいます。

とはいえ,要素を分析するということから考えると,分解されたものとはいえ,何か新たなもしくは気づかなかった要素が見つけられると,「知的生産の技術」を深められることにつながるので,今後も考えてみたい課題です。


考えたこと(2)「改めて知的生産の技術について」を図式化する。1



上記4つの点について図式化するとどうなるか?ということについて考えてみました。

ベン図を使って考えてみました。

知的生産の技術.001

なぜ,このような図式になったのか?

現代における知的生産の技術としてEvernoteを念頭において考えてみたからかもしれません。ツールとの関係で,このような図になったとも考えられるので,別のツールで考えてみたときにはこの関係性も変わってくるかもしれません。

個人の趣味では,料理を例にして考えてみると分かりやすいかもしれません。レシピ,材料,調理法などそれぞれの情報を集約したり,整理したり,趣味の世界を追究するものとしてEvernoteを使うということが考えられます。

知的生活では,読書が例として分かりやすいかもしれません。趣味とは切り離して古典に没頭する,専門書を読むことなど教養を深めるためのものとしてEvernoteに記録していくというものです。

知識労働者〜では,プロジェクト,作業記録,名刺管理などが考えられます。ビジネスの場面でEvernoteを利用している人は多いでしょう。

私はそれぞれが同じくらいの大きさのものとして捉えました。趣味としての教養が知的生活に結びつくことも考えられるだろうし,知識労働者が求める情報から考えてみたときに経営学や哲学などの学問を学ぶこと=知的生活と重なるところもあるだろうとも思います。

この3つに関しては重なるところもありますが,違いが明確になってきています。
メルマガでは,次のように分かりやすく書かれています。
実際、よく似ている「趣味としての知的生産」と「知的生活」ですら違いがあるのです。後者は、教養書や古典を読もうという動機づけがありますが、前者にとってそれは強要でしかありません。重なるところはあっても、違いは大きいのです。


情報社会市民〜とEvernoteとの関係を考えてみると,個人の趣味も含まれますし,知的生活,知識労働者も含まれてしまうなと思っています。それぞれの領域に存在する共通点・相違点も情報社会市民としたときには包含されてしまうのではないかと思ってしまいます。

梅棹先生の「知的生産の技術」=「情報社会市民が必要とする「知的生産の技術」に含まれる情報を扱う技術」なのかと問われると何か違うなと思います。

ベン図を書いたときには,そこまで違和感がなかったですが,こうして書きながら考えてみると,違和感があります。


考えたこと(3)「改めて知的生産の技術について」を図式化する。2



次に考えてみたのが,4つを何かしらの観点で分類できないだろうか?ということから考えてみました。

知的生産の技術.002

縦軸を仕事と生活,横軸を個人と集団に設定してみました。この軸の設定がどうなのかという問題は含んでいます。

これを通しておおよその位置関係を把握できるかなと考えていました。

「情報社会市民が必要とする「知的生産の技術」は,中央に位置するというのはすぐに決まりました。

上記の例であてはめて考えてみると趣味の領域は個人・生活に入るかなと考えていました。

知識労働者〜については,仕事的な側面が強いから,縦軸の上の方に位置します。はじめは集団・仕事の領域に配置していましたが,知識労働者が求めるニーズは個人的なものかもしれないということを考慮すると今のような位置になりました。

しかし,図式化した段階では気づかなかったですが,よく考えてみると,料理を趣味とした場合には,料理教室やコミュニティなども想定されてしまうなということや知的生活についてもtwitter読書会,scrap boxなどオンラインのつながりもあるから,必ずしも個人には該当しないなということに気づきました。

図式化して,破綻していることが分かりました。縦軸・横軸の観点の設定自体の問題もありますが,そもそも2軸にして分析する方法が適切ではなかったのかもしれないです。


おわりに



今回は倉下忠憲さんのメルマガを読んで考えたことをまとめました。
自分が浅はかだったなと気づかされました。「知的生産の技術」は,多様性があり,個人や集団とのニーズとの関係によって捉えられるもので,現代においては,より複雑なものになっているということが考えを深めていって改めて気づかされた結論です。

「知的生産の技術」は現代においても求められるものではありますが,広めるためのアプローチをどのように行うかといったことは課題です。

今回は,本当に勉強になりました。文章力はあいかわらずありませんが,書いていく中で,自分の思考をまとめることができました。失敗の過程ではありますが,分からないことが分かってすっきりしています。
メルマガを通じてこれからも考えていきたいです。

[読書]梅棹忠夫(1969)『知的生産の技術』岩波新書
http://pmastyle.seesaa.net/article/368116255.html



[読書]外山滋比古(1986)『思考の整理学』ちくま文庫
http://pmastyle.seesaa.net/article/386363333.html



[読書][知的生産][evernote]倉下忠憲(2011)『EVERNOTE「超」知的生産術』C&R研究所: pmastyle
http://pmastyle.seesaa.net/article/410259700.html



[読書]倉下忠憲(2012)『Evernoteとアナログノートによるハイブリッド発想術』技術評論社
http://pmastyle.seesaa.net/article/390179445.html



[読書]堀正岳・まつもとあつし(2014)「知的生産の技術とセンス 知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術」マイナビ新書: pmastyle
http://pmastyle.seesaa.net/article/406727038.html








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2015年06月12日

[知的生産][特別支援教育]頭の中にあること(授業づくりの悩み)を、手書きで整理すると一歩進めた。



必ずしも手書きである必要はありません。
デジタルでも大丈夫です。

大事なことは頭の中だけで考えることをやめることです。

頭の中から取り除いてあげるとずいぶんすっきりします。


こうしたことは分かっているつもりでした。

日常的にはtoodledoでタスク管理を行い、いつまでに何をやるかを計画的に取り組んできました。

ある授業の準備で、どのように授業を進めていくかについて悩んでいました。
計画を立てているので、どの曜日の時間に何をやるかは決まっています。

ただ、どうやってやるかは決まっていませんでした。
見通しのある事柄に対しては、Aという行動をしてから、Bという行動をするみたいに細かく行動を切り取ってできるのですが、よく分からない事柄についてはうまくいきません。

小さいステップにして段階的に進めれば、できるはずなのですが、そこを整理するためにどうしたらいいのかが分からなくなってしまいました。

ただ、どうやってやろうか頭の中に、ぼんやりとまとわりついていました。

やらなくちゃいけないなと頭の片隅にありました。
ギリギリになればできるだろう、なんとかなるだろうとさえ思ってしまっていました。


このままではまずいと思い、とにかくやってみようととりかかります。

「〜について調べる」
漠然とした目的です。決まっているのはあるテーマについて調べて模造紙にまとめるということです。

具体化されていないから分かりにくい。
何をどうやって調べるのか。

ここが解消されていません。ずっと頭から離れません。

調べる対象を書き出して、その方法について書き出しました。

書き出すことで、なんだか安心感があります。
情報を視認することで、ひとまず忘れられるからです。

また書き出したことで、違う視点でみてみようと捉えられるようになりました。

Evernoteにある指導案を検索してみましたが、該当するものはありません。

[evernote][特別支援教育]ネットで見つけた学習指導案のPDFファイルをEVERNOTEに保存しています。: pmastyle http://pmastyle.seesaa.net/article/412625402.html

ネットで小学校の指導案を検索してみると、いくつか見つかりました。
小学校ではこういう方法で教えているのか、特別支援学校では難しいなと考えが広がります。

ある基準が見つかることで、比較することができます。

どうやったら特別支援学校でも使えるかなという問いが生まれます。

書き出したメモと比較対象の指導案を見たり、活動の順番を並べ替えたりすることで、発想が広がって、授業の計画ができました。


やっぱり紙に書くということは、大事だなと改めて感じました。

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2014年10月14日

[知的生産]知的生産に活かせることを願ってポメラを購入しました。


買ってから2ヶ月以上経ちましたが、ブログに書くことができなかったので、書きたいと思います。



ポメラとは何か


ポメラを使う人をポメラニアンと呼ぶらしいです。
前から存在を気になっていました。

ネットにつながらないエディタです。
分かりやすく言えば印刷機能のない小型のワープロのようなものだと思ってもらえれば良いでしょうか。

ただ、文書を書くためだけの機械に魅力を感じられなかったです。


なぜ、購入しようと思ったか


文書を入力するのに、iPhoneやiPadもしくは、パソコンで十分だろうと思っていました。

しかし、長文で入力するにはどちらのデバイスも不向きだった。
iPadは、iPad3を使っているためか、Bluetoothのキーボードを使ってもイマイチ反応がよくない。

シゴタノでも紹介されたり、館さんの本も気になっていました。

ポメラの使い道はこんなにあるのです『ポメラ×クラウド活用術: ポメラをクラウドエディターにする方法』 | シゴタノ!






きっかけとなったのは、こちらのブログです。

ポメラDM100を買いました - iPhoneと本と数学となんやかんやと



このブログでは情報カードの使い方やアプリの紹介を行ったりして、日々、知的生産を追究しています。




使ってみて


立ち上がりが早く、反応速度も申し分ないです。
入力した文字がなかなか反映しないのはイライラしますから、これだけでも買って良かったと思えます。

エディタに絞っているので、書きたいことに集中できるというのも特徴です。

ネットには接続できないので、SDカードでデータを保存するかQRコードでの移行となります。


ポメラQRコードリーダー
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化



ブルートゥース機能がついていますので、直接飛ばしてもいいですけれど、QRコードでevernoteに送ることが多いです。

主に使っているのは、アナログの読書メモです。
気になる引用部分のメモはキーボードで入力した方が早いので、こちらを使っています。


また、親指シフトもできるようなので、気が向いたらこちらで練習を始めようかなと思います。
館さんの本はまだ買っていないので、こちらも読みたいと思います。











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