新学習指導要領の数学では,データの活用という項目が追加されました。
データの活用をする実践の際に,アンケートを使った実践が考えられます。
アンケートの集計というのは,いろいろな質問が一つにまとまっているから,どこをみればよいのかわからなくなることがあります。
これをなんとかできないかなと思っていました。
そういえば,excelとwordって差し込み印刷が可能だったなということを思い出しました。
住所録のデータをラベルにすることも可能だと。
だとすれば,取り上げたい質問項目をピックアップして,カード化することもできるんじゃないのか?
そんな風に考えてやってみました。
テストなので簡単なものを作ってみました。excelで集計表を完成してからになります。
excelが終わったら,wordを開いてやってみます。
実際にラベルを印刷するわけではないので,ここでは,適当に選びます。
既存のリストから作成したexcelファイルをクリックしてください。
excelファイルを選択した後に,該当のシートを選択します。
差し込みフィールドを選択して,取り上げたい項目を選んで配置します。
1つ作成すれば,後はコピペです。
結果のプレビューで確認できます。
このまま印刷すると線がないので,点線箇所に罫線をつけておくと切りやすいです。
以上が手順になります。
なぜ,こんなに面倒なことをするのかというと,必要な項目だけをピックアップして集計しやすくすることができます。
このカード化によって情報が焦点化されます。
たとえば,性別とQ4で「はい」「いいえ」の項目の関連性を調べたい時とか。
全体でみると,「はい」が多いけど,男性の「はい」「いいえ」と女性の「はい」「いいえ」に分けて集計し直すと結果が異なるかもしれません。
これって数学的な見方・考え方になるのでは?と思っています。
これから授業でためしてみたいと思います。
自分の備忘録としてまとめておきました。
もし参考になれば幸いです。
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