2018年08月27日

[イベント]20180826『Scrapbox情報整理術』出版記念セミナー(東京都)


8月26日 『Scrapbox情報整理術』出版記念セミナー(東京都)
https://kokucheese.com/event/index/531714/



佐々木正悟さん、Tak.さん、倉下忠憲さんの三人からそれぞれ発表してもらい、その後、フロアからの質問のやりとりをするという流れで構成されていました。

佐々木正悟さん


写真にあるように、それぞれのカテゴリーで使用するツールは異なっています。

20180826160644

基本的にはリピートタスクになっていますが、予定の分類については、開始時刻が決まっているものすべてが予定扱いになるそうです。
Evernoteに保管しない理由は、探すのに時間がかかるため。

Scrapboxには、連載、書籍原稿に使用し、リンクタグを活用する。
「ネタ」を増やし、リンクタグでつなげるサイクルを通して「ネタ」「成果物」「企画ノート」を一元管理する。


Tak.さん


アウトライナーフリークであるTak.さんは、マンダラートで、考える、書く、タスク、知識の項目に分けてどのように使用しているのかについての発表でした。

アウトライナーであるTak.さんは、考える、書く、タスクのどの場面でもダイナリストを使用していました。
プロセス型とプロダクト型の説明もありました。

20180826165202

知識はネットワーク構造であり、それをリニアな階層構造に変換するのがアウトライナーの役割。複雑なものを単純化するとも話していました。
知識A、知識B、知識C、知識Dとあったときに、階層構造に変換すると。
知識A

知識B

知識C

のようになり、知識Dは使用しないかもしれないが、知識Aと知識B、知識Bと知識Cの間で発想が起こる。

Scrapboxは、使い道が決まっていない知識を保存する場所としているようです。
資料の抜き書き、関連して考えたこと、自分の本の内容、書きたい本のアイデア。








倉下忠憲さん



Scrapbox知的生産術 -Scrapboxで思想を育てる - 考えて、生み出す技術(TAC)
https://scrapbox.io/thinkandcreateteck/Scrapbox%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E7%94%A3%E8%A1%93_-Scrapbox%E3%81%A7%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%82%92%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%82%8B

Scrapboxを使う前と後のツールの使用状況との比較から始まり、アイデア死蔵問題に言及しています。

20180826170258

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これまでのツールでは思考(思想)が育たなかったとして、4つの問題を提示しています。

1検索されないアイデアたち
2目的行動が時間をかっさらっていく
3アイデアを思いつきすぎる
4つい構造化したくなる

そもそも検索しようがない。
時間がかかるから、見返そうとしない。構造化して整理しようとする。

振り返れば、自分もそのように構造化してまとめようとしていたところはあるなと思いました。
構造化しようとすることで負荷がかかるのも分かります。
どうしても分類しようとしてしまいます。

『知的生産の技術』に記述されている引用をもとに、Scrapboxとの関係について説明しています。

梅棹先生のカードをくることの説明。
カードを操作して並び替えて、何もつながりのない知識と知識が結びついたときに新しい発見がある。
これはScrapboxに近いのではないかという提起。

ここでは、Scrapboxの画面を見せながら「思考の傾向」というキーワードを用いて、情報のつながりについて説明がありました。

関連ノートを表示する=リンク化する=カードをくる


最後にアウトライナーの画面とカード化された画面を提示し、思考の癖が異なるので使うツールは人それぞれという話でまとめていました。



フロア



いろいろと興味深い質問がありました。

ぱうぜさんの意見で、だーっと書く人、付箋に書き出す人がいるという問いに、Tak.さんが違うタイプの人にやり方を押し付けるとつぶしてしまうので、思考の型の違いは学校現場でなどでは意識する必要がある。

思わずドキっとしてしまいました。

これは自分の力量のなさとも関係しているから、なんとも言えないところですが、特別支援学校で当てはめてみた場合、思考の型の見極めが難しい場合が多いかなと思います。

写真や画像を提示したり、質問をしたりして子どもの思いを引き出そうとします。

構造化して提示することが分かりやすいのではないかと思ってやってきたところもあるので、もしかしたら思考の型が違っていた子どももいたのかもしれないなと思いました。



おわりに



それぞれの発表者の情報整理について詳しくお話を伺えた貴重な機会でした。

前回は知のコラボレーションに焦点化されていましたが、今回のイベントは知のネットワーク化に焦点が当たっていたのが印象的です。

クラスタが異なるのは、もちろんですが、こうした層がネットワーク化だけでなく、コラボレーションに魅力を見出した時に、何か面白いものが生まれそうな予感がします。


考えて、生み出す技術(TAC) https://scrapbox.io/thinkandcreateteck/






[イベント]20180810Scrapbox Drinkup「Scrapbox情報整理術」出版記念スペシャルに参加して: pmastyle
http://pmastyle.seesaa.net/article/461034494.html


[読書]倉下忠憲(2018)『Scrapbox情報整理術』シーアンドアール研究所: pmastyle
http://pmastyle.seesaa.net/article/460979115.html





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