2015年08月11日

[読書]山田玲司(2007)『非属の才能』光文社新書







山田玲司さんはBバージン、ゼブラーマンなどを描いている漫画家です。
岡田斗司夫のニコ生のゲストにきている放送を見て、知りました。
それまでは、山田玲司さんのことは知りませんでしたが、ニコニコ生放送の番組をやっている情報から見るようになり、マンガに対する考え方や視点の面白さにハマっています。


本書は、変わり者、はみ出し者には世の中を変えていく力があり、その力を「非属」の才能として位置づけています。

自分は最初から探してもいいはずだ。
進学や就職といった人生の決断を境に、「よーいドン!」で自分探しをはじめる日本の若者たちは、悲しいことに、ドックレースの檻に入れられ、スタートの合図をおとなしく待ち続ける犬の姿とダブって見える。
小学生の頃から「本当の自分はどうしたいのか?」を考えていれば、大人になってから無理してインドに行かなくてもすむはずだ。
自分探しとは、自分の「非属の才能」を見つけることにほかならない。 (P134)
「興味ない」を禁句にして、とりあえず手当たり次第に興味を持ってみる。 (P154)

人から話を聞くことは、「新しい体験」に出会う最高の近道だと思っている。 (P156)

たとえば試しに、あまり話をしたことのない人に、人生で見た映画のベスト三を尋ねてみたらいいだろう。人生で行って良かったと思う土地ベスト三でも、最高のCDベスト三でもいい。
ベスト三を聞いたら、今度は迷わずそれを体験してみることだ。
なにしろその人が人生で最高だと思ったシロモノがそうそうハズれるとは思えない。逆に、思いっきり理解不能なものなら、それはそれで貴重な経験だろう。 (P157)


自分探しは、自分づくりがあってこそできるものです。
自分は何が好きでどうしたいのかという問いを考える。
その考える時間は大事にしていきたいものです。

また自分では興味がなかったことでも、友達の興味のあることを取り入れてみることで、新たな発見があるというのです。

最初はまったく興味がなかったものでも話を聞いているうちに面白いと惹かれることがありました。

たとえば、ワンピース。絵柄が苦手で読もうともしなかったのですが、病院に入院したときに、持ってきてもらったのがワンピースでした。
中途半端な個所でしたが、苦手意識を取り除き、読んでみると面白く、今でもハマっています。

自分には関係ないと切ってしまうのではなく、受け入れてみるその上で判断するということはこれからも大切にしていきたいことです。



ひたすら群れのなかにいて、気がつくと何もかもあきらめ、定置網にかかったまま自分の子供に人生を賭けたり、自殺するくらいなら、そのエネルギーを使って「やったことはないけど、やってみたかったこと」を全力でやってみたらいい。
そこで大切なのは、すぐに生産性や順位などの結果を求めないことだ。
もちろん、まわりの言うことなど99%聞かなくていい。
「自分が楽しいか?」とか、「何かいままでに感じたことのないことを感じるか?」といった感覚を大切にして、お金にならなくても続けるべきだろう。
群れの空気より自分自身を信じて、人の評価を無視して自分なりの努力を重ねていけば、いずれ自分の隠れていた才能がなんであるかがわかるときがくるはずだ。
そして、そのときはじめて、非属の扉はこじ開けられるだろう。 (P169)

俗世に吹き荒れる洗脳の砂嵐から身を逃れ、引きこもることで自分の頭のなかが少しずつクリアになってきたら、今度は自分で創るステージに入るといいだろう。
はじめは紙にメモ程度の文や、落書きなどでいい。
あくまでも無責任に、ダラダラと書けばいい。
もちろん、折り紙でも作曲でも、落語でもレゴでもまったく構わない。創る対象はなんだっていい。とにかく、思いついた表現方法すべてを試すことだ。 (P195)

昔から「ちょっとやってみたいな」と思っていたことを、断片的にでもカタチにしていくのである。
ここで重要なのは、決して人に見せないことだ。
創るものが時代に合うかどうか、下手かどうか、他人にどう思われるかなどは一切考えず、ただ自分が求めるものを創ればいい。 (P196)


自己を表現するための活動に取り組むと言うことは、自分自身と向き合うことが大切になってきます。
そうした自分づくりのために読書や映画を観ることをすすめています。





僕が出会った非属の人たちの多くは、自分の世界を大切にしているだけでなく、その自らの世界をエンタテインメントとして相手に提供する術を知っていた。
自分のなかにある非属の才能をみんなのためにわかりやすく翻訳したり、調理したりすることが、幸福な人生を送るためには必須なのだ。
嫌われる変人はここで怠けている。
どこにも属さないということは、はじめから受け入れてもらうのが困難なところにいるということであり、それなりの努力はつきものなのだ。
しかし、そんな変わり者がいったん「わかりやすさ」を手にしたなら、みんなにすばらしいギフトを贈ることができるようになり、人生は大逆転を起こす。 (P234)


どこか突き抜けている人たちには、人から認められない時期があり、変わり者とされてしまいます。ここで例として挙げられているのはさかなクンです。

さかなクンは自分の知識を分かりやすい情報に翻訳し提供していることで認められています。

どう伝えるか。分かりやすく説明する技術が求められているのです。

自分はこの分かりやすく伝える技術を身につけないといけないです。

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posted by pmastyle at 23:36 | Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by コトタマ at 2015年08月12日 19:54
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